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魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 感想。



ネタばれ注意。



というより、既に観た人が読む前提で書きます。
伏せてあれこれ述べられる類の作品ではないと思いますので。

なので未鑑賞の方はブラウザの戻るボタンクリックをお願いします。
誤って読まれても一切責任持てませんので、悪しからず。














まず簡単なおさらい。


魔法少女がナイトメア退治に勤しむ世界。
段々と記憶が戻っていくほむら「私たちの戦いって……、これで良かったんだっけ?」
ほむら「これ、魔女の結界と同じだ! 誰かが私たちを閉じ込めて都合のいい世界を作り上げてる!」
この世界にまどかがいることから、まどかの記憶をただ一人有しているほむら自身が犯人と判明。
実際は、ほぼ魔女化したほむらが作り上げた空想の世界(結界内)。
円環の理が正しく作用しなかったのはQBらによる隔離妨害によるためだった。
そのせいでアルティメットまどか(円環の理)までもを取り込み、記憶消去に成功していた。
QBらに円環の理を攻略されるくらいなら魔女になる方を選ぶほむら。
その魔女化を阻止しようと円環の理の一部となったさやか、べべらによってほむら魔女化を食い止める。
まどかだけに気を取られていたQBはさやかべべらの従者を見抜けなかったのでアウト。
無事、円環の理が機能し、ほむらが救済される……はずだったが、
ほむらがこれを拒み、あろうことか円環の理の力の一部を略奪。
ほむらは悪魔化し、その力を世界改変に行使する。
まどかは円環の理時の人間部分のみ略奪されている状態でほむらと再会する。

みたいな感じですかね。
掻い摘んでストーリーを箇条書きにすると大体こんな感じだと思います。


個人的には、かなり面白かったです。
よくできてる、と思いました。

まず演出面は、流石の一言。
戦闘シーンは言うに及ばず、
背景ひとつひとつがこれぞまどマギ!みたいな独特の世界観を表わしていて感心しきり。
もう本当に言うことないです。


ストーリー面に関して。

序盤。

あれがほむらの理想だったんだと知られたのがすごくよかったですねぇ。
みんなで協力してナイトメアを倒しつつ、ときにお茶会開いてガールズトーク。
そんな世界を好ましいと思う感情が、ほむらにもちゃんとあるのだと示されたことに、
大きな意義を感じました。

中盤。

記憶を失っているアルティメットまどかが、一人はさびしい、辛いものだと吐露する場面。
そしてそんな選択をさせてしまったことに後悔するほむら。

まあ、そりゃそうだ。
永遠にぼっちになる選択肢を選び取れる人間なんているわきゃない。
でも、それでも、それを決断したまどかは本当に強いですよね。
中学生なんてとても思えない精神性ですわ。


終盤。

円環の理の力をもぎ取った場面。
ついったーで、後味悪げなツイートが散見されたので、
いやまあそのまま終わるとは思ってなかったのですが、
まさかそうくるかwwww
と笑ってしまいました。まじで。


ただ、ほむら本人が言っていたように、これは愛がさせた行いな訳です。
一人はさびしいと言ったまどかを一人にしないために、
現世に繋ぎとめるために、敢えて円環の理の一部を奪った。

いつか記憶を取り戻し、アルティメットまどかが敵になったとしても、
それさえも受け止める覚悟で、彼女は悪魔になった。
愛、故に。

そもそも延々とループ世界で闘い続けたのだってまどかのためだけにしていた行為です。
全てはまどかのため。
この一貫性こそが、ほむらをほむらたらしめている。
そう考えれば、力を奪ったことにも正当性が見えてくる。
ですからこの終わり方は、バッドエンドっぽい割に、妙に納得がいくというか、しっくりくるのです。

勿論賛否両論あるでしょう。
けれども私自身はいい着地点だったと拍手を贈りたい。


でも最初、円環の理の力をもぎ取ったシーンではもう本当にやっちまったな!
って思いまして、円環の理全否定っすかwww
なんて思ってはいたのですが、魔獣のいる世界である以上、
円環の理自体は作用しているみたいなんですよね。

アルティメットまどかは人間部分だけ奪われているみたいですから、
アルティメット概念だけをシステムとして残し、
まどかの人格を分離させ現世に呼び戻している感じなんですかね。
頭よくないからそういうところアバウトな解釈しかできないのが歯がゆいです。





取りあえず観に行ったその日の内に簡単に残せておけたので自己満足を果たせました。
次なる感想なり思いつきがあればまたブログに載せるかもしれません。
それではでは。
 
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