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小旅行


一日目。

S氏と再会(私が仙台に配属になったため)。
荷物を置きに我が家へ仙石線で。
時間が時間だったため目当ての牛タンを食べれず、
近くの中華屋で一押しの堅焼きそばを揃って頂く。

急いでるーぷる仙台に乗り移るも、
16時の最終便だったため、途中下車し、晩翠草堂に立ち寄る。

その足で某百貨店勤務中の友人Uに挨拶して、後合流することを約す。
カフェモーツァルトにて、私はチーズケーキ、S氏はモーツァルトババロアを注文。
これがお互い、アタリだったとか。

そのあと東口に移って、Hey 周平というテンション高めな店名のお店に行く。
〆鯖とおでんと手羽先餃子が美味だった。
そして百貨店の友人Uも無事合流。
仕事の話を酒の肴にしたりする。

宴も終わると、再会を誓ってU氏と別れる。
電車で最寄り駅まで行き、帰り道スーパーで朝ご飯などを買う。
帰宅して就寝。


二日目。

仙石線で本塩釜へ。
そこからフェリーで松島に行く算段。
愛らしいうみねこがお出迎え。

いざフェリーが動き出すと窓から入る風が寒いくらい。
店内で説明するおばちゃんのワンマンショーでもあった。
為になる話もちょこっとあったけれど、あれはどうなんだろう……。

風景は流石日本三景と謳われるだけはあり、風情に満ちていた。
あんなにも多くの島々に、力強い松が根付くのか!
素敵な光景だった。

船を降りると松島に来たのだなという実感があった。
ただ電車で来るのとでは訳が違う、そんな想いに駆られた。

ハチクロ7巻と照らし合わせながら、松島の風景をケータイに閉じ込めていく。
円通院……石庭が綺麗。
瑞巌寺……工事中の部分が多く、残念無念。

途中、焼き牡蠣とホタテを頂く。
馬鹿みたいに美味しい!

続いてやってきたのは五大堂の透橋。
ああこれか!という感動(ハチクロ)。
ちなみにこのとき、友人S氏が幸せそうなカップルに写真撮影を頼まれていた。

お昼時ということもあり、お店に入って天丼を頼む。
これもまたとてもとても美味しかった!
個人的には海老の身の詰まった感じがよかった。

店を出て観瀾亭にてずんだ餅と抹茶を食す。
松島湾を縁側から望みながら食すそれらの味は格別だった。
非現実的な風景がゆっくりと時を刻んでその姿を変えていく様は、
極めて非現実的で、私の心に安らぎと充実を齎してくれた。

観瀾亭を出るとすぐさまタクシーを拾う。
が、渋滞に捕まり、渋々タクシー代を払い降りて急ぎ足で一の坊へ向かう。
というのも、15時までしか日帰り温泉を堪能できないにもかかわらず、
腕時計の長針は12の文字を通り越していたからである。

なんとか、3に差しかかろうという中、到着。
ところが、この日はハーフマラソンと日程が被っており、
それを終えたランナー共が押し寄せたことで定員オーバー、ご遠慮くださいと立て札が……。

温泉を楽しみにしていたふたりは意気消沈。
とぼとぼと来た道を引き返す。
ただ、ふたつに別れた道のところで、ホテルの温泉の看板があり、
日帰りできるかもしれないからこっち行ってみない? と私は提案し、曲がってみることに。

大通りを避けたことで人が殆どいない。
けれどもめげずに進むと、日帰りはできずとも、足湯なら無料で入れてくれる場所を発見!(ホテル海風土前)
ふたりは大喜びで脚を浸し、疲れを癒した。
その後、福浦橋を渡り、島を散策し、松島海岸駅から帰宅。

ただ、温泉に入れなかったのは悔しかったので、ネットで検索をかけ、
仙台コロナの湯というものがあると知り、バスで馳せ参じる。
着いてみるとなんでもありの複合施設だったので、ボウリングを2ゲームしてからの入浴。
いや、まあ、温泉最高。
コーヒー牛乳を一気飲みして〆る。

タクシーで最寄り駅まで行き、某駅で降りてらーめん食べる。
帰り道にツタヤ寄ってマンガ買って、ミニストップ寄って帰宅。


三日目。

るーぷる仙台バスで、瑞鳳殿。
再建された霊屋の装飾はどれも精緻極まるもので見ごたえがあった。
あと階段の上り下りが結構三日目だとしんどい。

同じくバスで仙台城跡。
天気がよく、見晴らしが最高によかった。
伊達政宗像でかい。加えて遠くの大仏がでかくて気になった。
(後日調べによると恐らく大観密寺・仙台大観音と思われる)

バスで定禅寺通りまで。
ケヤキ並木がいい感じ。
利休で牛タン定食1.5人前を頂く。
美味。ただただ美味。
今まで食べていた牛タンの根底を覆す厚み! 旨味!
とても堪能した。

その後はあれこれぶらぶらしたりカフェ寄ったり、
ショッピングしたりお土産買いに付き合ったりした。

そして、お別れの時間。
お互い社会人で、明日からも仕事がある。
いつまでもだらだらはできない。
だからこそ、この三日間は遊び倒した。存分に。

でも、それでも、話し足りないくらいだった。
つまりは、いい友達を持ったということだと思うことにした。
明日も頑張ろうと思った。


おしまい。

| soemon | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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