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好きな茶太さんの歌 20曲。

 

たまにはブログを更新したいなと思いつつ、
なかなか時間が取れなくて幾星霜。

 

雪が舞っている中、外に出たくない三連休最終日、
ここでやらなきゃ当分機会は回ってこないなと思い、
久々にキーボードをカタカタさせています。

 

(……けど、実際に記事をアップしたのは翌日です。ごめんなさい)

 

さて今回は、タイトルにもあるように、
茶太さんの好きな曲を挙げていきたいと思います。

 

思えば、私が茶太さんを知ったのって、
たぶん2005年の、よつのはのショートバージョンを聴いたときなんですよね。

 

茶太と書かれていたから、男性なのかと思いきや、
透き通るような澄んだ歌声で、思いがけず沁み入り、聴き惚れてしまいました。

 

それから今日まで、出来る範囲で追っかけてきました。

今が2018年の2月なので、干支が一周してしまうくらいにはファン歴があります。

ここいらで改めて、振り返ってみるのも一興かなと思いつき、

好きな曲をつらつらと並べていこうかと考えた次第です。

 

ただ際限なくやっていても終わりが見えないので、
取り敢えずよく聴き直したりする、好きな曲を、

20曲にまで絞って、ご紹介してみようかと思います。

 

順位をつけるのはしんどいというか、
個人的に難しいので、順番は気にしないでもらえるとありがたいです。
順不同です。

 

最後に!

応援を兼ねているので、

違法アップロード感全開の動画サイトへのリンクは貼りません!!

 

ショートバージョンだとか試聴レベルだったり、

本人が挙げているようなリンクは見つけられたら貼ります!!

気になったら各自で検索してね!! それくらい楽勝でしょ……)

 


01.よつのは 各方面に音源があるものの「茶太 Work Best」が一番手に入れやすい?

 

 

地元の書店で今は亡きパソコンパラダイスを購入し、
「よつのは」なるエロゲの存在を知りました。

 

絵が好みだったためOHPにアクセスしてOPを視聴。

感想は上記に既にあるとおりですが、ぶっちゃけ惹かれたわけです。

 

当時は春か夏の辺りで、その年の夏コミで初めて同人音楽CDを買いました。
souleaveのlivingですね。

これも素敵な円盤なので興味がありましたら是非に。

 

 


02.Rain ウサギキノコ「eclipse」収録

 

 

※リンク先のクロスフェードで聴こう!

 

茶太さんが作詞・作曲です。
茶太さんの曲の中で、一番好みかもしれません。

歌詞から滲んでくる切なさのようなものが、
茶太さんの歌声にとてもよく合っていて、胸の奥深くまで響いてくる。

 

 


03.泡沫 -ウタカタ-  Barbarian On The Groove (以下BOG)「Dragon Valley -Arco-Iris-」収録

 

 

曲調はアニソンのOPとかに使われてそうな感じで、
こういうの、子どもの頃から好きでしたから、ツボですね。

どんどん昂ぶっていく展開に身震いします。

 

確か受験生の頃に出た曲なので、自習室でよく聴きながら勉強していましたし、
通うことになった大学の試験会場に向かう途中でも聴いていた記憶があります。
あれからもう十年かぁ……。

 

 


04.燐光 BOG「Petroglyph」収録

 


泡沫 -ウタカタ-と同じbassyさんの作曲で、同時期ですかね。
ゆったりとしたベースと茶太さんの歌声にしんみりする一曲。

 

昔bassyさんが組んでいたagehaというユニットの「かくれんぼ」が、
原曲っぽいですね。これはこれでいい。

 


「何者でもない音楽」も大好きなCDです。

 

 


05.木洩れ陽スローカーブ solfa「虹色ポップス」収録

 


タイトル勝ちしているとさえ思えるのですが、
イントロと歌い出しでもう文句なしに「間違いない」という確信を得ます。

全体的に漂うノスタルジックさがいい。

 

 


06.手 my sound life「fundamental」収録

 


茶太さんと言えば、可愛らしい歌声を想像する方も多いかもしれません。
「恋をしよーよ」とか「うたたね」とか「カレーの唄」とか。


そこら辺も大好きなんですが、個人的には「手」を推したいです。

この曲は可愛らしい感じと、
思春期特有のぎこちない恋愛・感情が伝わってくる歌詞とのギャップ。
これ。
これです。

 

 


07.ないないな  「なないろ」収録

 

 

これは歌詞が好きなんだ。
それだけなんだ。
それ一択。

 

ごめんねと書いてみた 無地の便箋で
飛行機を作ってみたんだ
飛ばせないけど

 

これなー。
いいなー。

 

7曲目のここに至って、文章を書くのがしんどくなってきてるの、
ばれちゃってますね……。

 

 


08.かえりみち 「空の記憶」収録

 

 

切々感。
もうお気付きでしょうが、
私、茶太さんのこういう歌声が琴線に触れるんですよね。

 

 

 

09.(笑)  ウサギキノコ「落日」収録

 

 

孤独に(笑)を足してみる

 

この出だしは狡くないですか。

 

曲調・詞・歌どれもが密接に絡み合っていて、
解けない糸のよう。
切り離せないんですよ。

 

 


10.雪影   「Winter Mix Vol.4 Blue Version」収録

 


ideaって息してるん?

 

ともあれ、冬に聴きたくなるような、冷気を帯びた鋭利さというか、
冴え冴えとした感じの曲調。

 

ちなみに、Winter Mix Vol.4には素晴らしい曲がたくさんございまして、

 

「Blue White/mi:cs(i.o.sound)」

「透明/ピクセルビー」
「春恋桜/水月陵(にゃん工房)」

 

ここら辺は外せませんね。

特にピクセルビー全曲の中でも「透明」は五指には入るんじゃないかなと思っています。
おすすめです。

 

 


11.駿太  CLOCK MUSIC「駿太/雪の轍」収録

 

 

リンクらしいリンクが見つからねぇ……。

検索して聴いてみて!! 本当にいい曲だから!!

 

nkさんの詞とぺーじゅんさんの曲、
そこに茶太さんのウィスパーボイスの複合技。

どれが欠けても成立しえない。
また、CLOCK MUSICの新曲が聴きたいなぁ……。

 

 


12.入道雲とわらべ唄  「命短したたかえ!乙女 オリジナルサウンドトラック」収録

 

 

試聴できる場所見つからぬぅ……。

 

駿太と同じ布陣ですね。
nkさんの言葉選びというか語感の凄さに痺れます。
なんというか、時代がかった言葉をチョイスしつつ、
しっかり現代風にも仕上がっているというか。

そして口遊みたくなるメロディーと、
茶太さんの慈愛に満ちた歌声が、
世界観をより強固にしていく。

 

このCD何枚売れたのか分からんですけれど、
埋もれてそうな気がするのが残念です。

 

 


13.空の記憶  「空の記憶」収録

 

 

表題曲。
茶太さんらしさが歌詞に詰まっているように思います。

 

間奏に、「たぶん青春」のイントロを織り交ぜてくるのは、
ファン心をくすぐる、いい試みだと思います。
同じ作曲者ならではですよね。
改めて、ぺーじゅんさんの新曲聴きてぇなーこんちくしょう。

 

 


14.青年28歳  bassy「現代ボップスB」収録

 

 

歌詞の切実さと感慨深さと茶太さんボイス。
かくいう私、今28歳です。
今年29歳です。

刺さるんですよ。


期待通りじゃないけれど 別に悪くない


概ね、そんな感じなんですよ、はい。

 

 

あと、今知ったんですけど、この可愛らしいジャケットを手掛けたのは、

かぐや様は告らせたいの赤坂アカさんだったんですね!?

 

大好きなマンガなんですがまさかずっと前から見知っていたとは……。

 

 

 

15.片想い  CLOCK MUSIC「CLOVER ALBUM」ないし「ちゃたのわ」収録

 

 

この動画だけは禁を破ります……。

この映像とセットによる相乗効果、すごいから……。

音質はガタガタだからちゃんとCDで聴きましょう。

 

ハチミツとクローバーのイメージアルバム(二次創作)からの曲。
まあ、完全に山田さんの心情が詞になっています。


原作を知っていると、この曲から沸き立つ感情が二倍にも三倍にも膨れ上がるかと。

原作の世界を上手に奏でている、と思います。
曲単体でも素晴らしいのがいい。
「CLOVER ALBUM」は全体的に凝った作りなので聴いて欲しいものですね。

 

 

 

16.-            -  ウサギキノコ「さびしんぼう。」収録

 


さびんしんぼう。の対になるこの曲。
続けて聴いてもらわないと、良さが半減してしまうかもしれません。

セットで。
セットを推奨致します。

私はペットを育てたという記憶がほとんどなかったのですが、
それでも、この曲に込められた思いには、感じ入るものがありました。

 

 


17.春の風  kaede.org.「桜」収録

 

 

 

春の息吹を感じられる一曲。
桜の花びらが舞っている中、木陰で佇んでいるような情景が浮かび上がってくる。

 

なんというか、「卒業」という言葉が相応しい。
春に聴きたくなる、しんみりと浸れる曲だなと思っています。

 

 

 

18.面影レイルバック   データ配信されています。

 

 

ゲームやってないんで、歌詞は分かっても今一歩入りこめてないかも。
それでも曲はいい。

 

よつのはと同じ面子ですので、安心感がありますね。
今回挙げた中では一番新しい、比較的最近の曲です。
今でもぐっとくる曲がちゃんと出て来るから、追うのをやめられないんですな。

 

 


19.ワンダー・フルワールド   bassy「ワンダー・フルワールド」

 

 

bassyさん作曲のなかでも屈指の名曲と勝手に思っている一曲。
跳ねるような曲調が聴いてて単純に楽しくて、
気分が高まっていくのが抑えられない。
泡沫 -ウタカタ-のように畳みかけてくる感じが堪らないですね。

 

更に申し上げますと「ワンダー・フルワールド」は他の曲も素晴らしいので、

是非お手元に置いて欲しい一枚です。

 

 

 

 

 

20.ライフパレード   さよなら20代製作委員会「而立 〜さよなら20代〜」収録

 

 

「春の風」と同じmewlistさん作曲。
というか作詞もmewlistさん。

 

この曲は歌詞が難解で、何回聴いてもわかんなくて。
それでも優しさに溢れていることだけは確かで。

 

とにかく好きで好きで。
今年数えで30歳(而立)だから余計にそう思えるのかもですが。
昔っから好きでしたこの曲。本当に。

 


ってな感じで茶太さんって何回打ち込んだかしれない曲紹介はここまで!

 

茶太さんファンはみんな知っているであろう範囲で、
そこまでコアなチョイスではない気がしますが、
まあここらが今でもよく聴くラインナップです、ガチで。

 

私の好みがわかりやすい形で反映された選曲だなと我ながら思います。
ともあれ、これからも引き続き茶太さんの曲を追っていきたい、そう思います。

 


おまけ。

またね、さよなら  「りんごレストラン」収録

 

 

茶太さんオンリーじゃないんで20曲には含めませんでしたが、
これもいい曲なんですな、これが。

深くは語りませんが。取り敢えず。

 

| soemon | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
世界でいちばんNGな恋 ネタバレあり感想

 

 

世界でいちばんNGな恋 ネタバレあり感想

 

ネタバレなしの感想はコチラです。

 

 

 

 

 


プレイを終えてから大分間が空いてしまいました。
これは単純に私生活で色々と無理が重なってしまった結果です。

 

なんとかして時間を設けようとするものの、
そこまでいったら体調崩して寝込んでまた仕事みたいな日々。

時間が経てば経つほどに記憶は曖昧にぼやけていく。

 

このままではいけない。
肉付けは後回しにしても、できるところまでアウトプットしようと思い立ち、
キーボードをカタカタさせています。

 

取り敢えず、各√毎に言及していきましょうか。

 

 


夏夜√

 

通称、2号ちゃん。

 

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自分は二番目でいいからと自ら都合のいい女ポジションを取りに行き、取り入ろうとする。

その誘惑に甘えるか甘えないかで√が分岐する。

 

あれ、これ、WHITE ALBUM2にこんな感じのキャラがいたような……。
和泉千晶って、こんな感じで近づいてきたっぽくない? ねぇ?

 

風音さんボイス。いいです。
NaturalAnotherOne2nd-Belladonna -で触れて以来、風音さん大好き。

 

少し真面目な話をしますと、夏夜さんだけが、唯一、余所者と言いますか、
作中で主人公が偶然出会った女性です。

 

他のキャラクターとは、過去に面識があったり、
テラスハウス陽の坂に来た時点で、関わりを免れない人物でしたが、
夏夜さんだけが純粋な意味合いで、「偶然出会った」相手なのだと思います。

 

それ故か、本筋にはそこまで大きく関与することはなく、出会った勢いで恋仲になるか、
そうでなければフェードアウトするかの二択という印象でした。

 

だからか、キャラクター自体は魅力的ではあるのだけれど、
そこまでシナリオとしては楽しめなかったかなぁと。

 

けれど、基本的に恋愛って、
恐らくそこまでドラマティックにはできてなくて。

 

いつの間にか出会って、
気付けば惹かれ合って、
そして愛し合って、
という流れこそが普通なのであるならば、
これはとても自然で、上手く描かれているのかなと。

 

物語としてはさておき、ひとつの恋愛の形としては、
一番自然で、リアリティがあって、説得力があったのではないかと思います。

 

 


姫緒√

 

スクリーンショット (3374).png

 

かなりあくどい商売で地位を築いた澤嶋不動産の箱入り娘。

クールを気取ろうとするも、実際は根っからのお人よし。

 

個人的に一番ツボったヒロインでした。

人気投票でヒロイン中、最下位だと……。

信じない。私は断じて信じないぞ!

 

そもそも金髪のお嬢様っぽいキャラに弱いんだ、私。

 

おたく☆まっしぐらのモデラー(原型師)とか、

 

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エロマンガ先生の山田エルフ先生とかさ。

 

20170919b.jpg

 

 

さて、シナリオについてなのですが、
主人公の誇張表現が少し目についたかなと。

 

これは個別入る前の共有部分ではありますが、
中堅の上場企業に採用されるのは問題なしとして、
入社してすぐさま、とある企業の粉飾決算に加担していると気付き、
告発できるものなのか、という疑問があります。

 

昨今はコンプライアンスうんたらで内部監査も多いですし、
上場企業なら当然監査法人の監査を受けます。

 

主人公が如何に有能であったとしても、
内部にいた他の人物がもっと先に気付きそうなものです。

 

利益を上げているのに、毎度不自然にマイナスが入ってとんとんなんて、
中で働いてる人たちが黙っちゃいられないでしょう。

 

ここは違和感強めでしたね。
平木課長(副部長)とクーデターを企てる辺りのやり取りはかなり好きなんですけどね。

 

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すごーく好きなんですけどね。

 

後の展開で澤嶋不動産を相手取り、一泡吹かせる合併関連の話は、
あんなにスピーディに合併を行うのは不可能といった話もあるそうですが、
そこら辺は詳しくなかったので、あまり深く考えずに読んでいて、
それなりに納得していました。あははー。

 

あとは、あんなバツイチ男に娘はやれんぞ的なくだりに関しては、
個人的には頭取に、

「そんな自慢の娘が選んだ男なんだ、信じてやりなさい」的なことを言って欲しかったなぁ。
完全にそういう雰囲気だったと思うんですがねぇ。

 

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姫緒さんはねぇ、お人好しで真っ直ぐで、
とにかく好きなキャラなんですよねぇ。

↓のシーンは√部分じゃないんですけど、とても沁み入りましたし。

 

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さて、この√の最後の最後、美都子が実の妹かもしれないと匂わせつつ、
結局はっきりとはわからずに終わります。

 

個人的には、本当の異母姉妹ではないかと思うのですが、
その点はやはり、さして重要ではなく、二人が幸せであるかどうかが肝要なのです。

 

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そういった視点に立てば、このEDはなるほど、二人とも幸せそうです。
おまけシナリオみたいな未来も十分にありえるのではないかと思います。

 

この先、困難が立ちはだかったとしても、主人公含めて三人で乗り越え、幸せを築く。
絵に描いたような王道。

 

スクリーンショット (3183).png

 

いいじゃん。
いいじゃんね。

 

 


麻実√

 

スクリーンショット (3349).png

 

元妻。

もしかしたら元妻が攻略対象のえろげってやった記憶ないかもしれません。
かなり異色なのでは。

 

過去にすれ違ってしまった理由は、子供を授かることができない体だったこと。

 

 

スクリーンショット (2855).png

 

読み進めている内に、なんとなくそうなのかなと気付いていましたが、
勝手に主人公の理も既に知っていて別れたような気になっていました。

実際は知らされることなく別れていて、原因が判明し、元鞘に収まると。

 

元々好き合っていたのだし、麻美さん未練たらたらでしたし、
これはまぁ、なるべくしてなるひとつの帰結、といったところですかね。

 

理と麻美の会話シーンはすごくよくできていると感じました。

 

スクリーンショット (2838).pngスクリーンショット (2839).pngスクリーンショット (2840).pngスクリーンショット (2842).pngスクリーンショット (2843).png

 


元夫婦らしい、他人が入ってはいけない、
くだけたなかにも信頼している、ツーカーのやりとりみたいなものが常にあって、
その空気感がたまらなくいい。

 

書こうと思っても、なかなか書けるものじゃなくないですかね?

丸戸氏は、やはり日常会話シーンの上手さが半端ない、と思わずにはいられませんでした。

 

あと、これまたWHITE ALBUM2の風岡麻理さんを重ねてしまうところがあったり。
ルックスだとか性格だとか、全体的に真理さんオーラを感じる。

 

 


美都子√

 

スクリーンショット (3469).png

 

全てはここから始まった。

 

世界でいちばんNGな恋。

 

そりゃあね、少なくとも日本じゃ法に抵触しますからね。

 

愛があれば年の差なんて、と言葉にするのは簡単だとしても、
それを実行するためには、周囲とどう付き合っていかなければならないのか。
その点がかなり丁寧に掘り下げられており、方向性こそ違うものの、

本質的にはWHITE ALBUM2のかずさトゥルーを彷彿とさせました。

 

スクリーンショット (3087).png

 

すくなくとも自分は似ている、と思いましたね。

 

この√の先でほのかさんが出戻って(?)くるのですが、
騙され具合はかなり引くレベルで、
いくらフィクションといえど、流石に厳しいように思えました。

最後に戻ってきて決着をつけるんだろうなとは読んでいましたが、
思いの外、横道逸れてしまった感は否めなかったかなぁ。

 

ともあれ、この√は美都子ちゃんが報われるお話なので、それだけで万々歳。
最後にとっておいたものの、他のヒロイン√だと、
悔しそうな美都子ちゃんを毎回見る羽目になって極めて辛かったので。

 

プレイした人にしか伝わらないのでしょうが、いやもうね、心が痛いんですよ。
罪作りって、こういうときに使うんでしょうね。

 

まあコメディと銘打っている以上、そこまで辛辣なシリアスには至らないのが、
WHITE ALBUM2とは大きく違う点と言えましょう。

 

美都子ちゃんは美都子ちゃんで、杉浦小春を想起させます。
無理やり結びつけているわけではなく、なんとなくそう感じてしまうんですよね。
今数年ぶりにやり直したらその思いが強まるのか弱まるのか、気になるところです。

 

 


総評。

 

いいです。
面白いです。

 

ところどころシリアスが挿入されますが、それはストーリーに深みを与えるためであって、
基本的には明るく楽しく元気よくな、爽快な作品に仕上がっています。
やり終えた後、快い気持ちになれる、いい作品でした。
点数をつけるなら85から90といったところです。

 

強いて難点をあげれば、BGMの種類がもう少し欲しかったのと、
質がもっと高ければ、より、入っていけたかな。

 

 


補足。

 

WHITE ALBUM2との類似点を幾つか挙げましたが、
他にも二年参りがひとつのイベントとして組み込まれていることも、
同ライターならではないかと感じました。

 

また、主人公の親の存在がひとつのキーのように描かれているのに、
全く姿を現さない点も同じだと感じました。

 

ここら辺をちゃんと書こうとすると、
両作品をやり直さないといけなくなりそうなので、
それは今後の課題とさせて頂きます。ごめんなさい。

 


そんな感じで、駆け足で拙いながらも、
一先ず感想を書き終えました。

 

もっと腰を据えてじっくり考察できたならよかったのですが、
いやもう本当に仕事でシャレにならんレベルで追い込まれていましてね。はは。

 

不本意ではございますが、ここまでが今の私の精一杯です。

時間ができて、気が向いたら手直ししようかなとは思いますが、
そんな日が果たして本当に来るのかどうか、それは神のみぞ知るってなもんです。

 

 

それでは、またの更新の際はどうぞ宜しくお願い申し上げます。

| soemon | 01:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
世界でいちばんNGな恋 ネタバレなし感想

 

スクリーンショット (3465).png

 

まずはいつものように、ネタバレをしない方向で記事を書きます。

 


歳の差カップルホームコメディADV第2弾

 

と公式が謳っているので、そこは明かしてよいのでしょう。

主人公は三十路一歩手前の28才(作中で29才を迎える)。
そしてメインヒロインは女子○学生。

 

おう……そいつは確かにNGですわ……。

あらすじについては公式ページのとおりなので割愛致します。


この作品は話数が存在し、
話が進む度にOPが挿入され「第何話 サブタイトル」と示されます。

 

スクリーンショット (3471).png

 

第13話くらいまであるので、
つまりこれはアニメやドラマの1クールを意識した作りと思われます。


そういったものに触れて育ってきた私のような人間にとっては、

親しみやすく、入りやすい構造だと感じられました。

 

そもそもこの手のエロゲーというジャンルは、学園ものが非常に多く、
そうでなくとも思春期真っただ中の、ティーンエイジャーが主人公となりやすいです。

 

需要がそこにあるからと言えばそれまでなのですが、
残念な脳味噌をしている私なりにその理由を考えますと、
別名美少女ゲームとも呼ばれるエロゲーには、美少女が必須要件の不可欠事項と言えます。

 

そんな美少女との接点をなるべく違和感なく構築し、
あまつさえ、えっちぃことをする上では、主人公も似たような境遇であることが望ましいからです。

 

流石に40、50のオッサンが、美少女らに自然と好かれていくというのは無理がありますし、
共感もされにくいことでしょう。

 

だからこそ、主人公とヒロインは同じような立ち位置、
同じような目線で、寄り添うように描かれることが多いのではないでしょうか。

 

(まあ凌辱ゲーだとか抜きげーなんかはそういった縛りに囚われていない印象ですけどね)

 

とはいえ、その手のものはありふれ過ぎているのです。
使い古され過ぎたネタである以上、よほど上手く調理しないと、
あれ、これ、どっかで見たことある? なんてことになりかねません。

 

だから私は、社会人が主人公ってだけでも、冒険していると感じますし、
興味が持てて、面白そうだと思えてしまうんですよ。

 

本作は、実を言えば発売前からチェックはしていましたし、
当時プレイした友人はとても褒めていたように記憶しています。
しかしながら、実際にプレイするまで十年くらい経過しています。
何故なのか、私にもよくわかりません……。
受験生だったからかなぁ……。


ともあれ、プレイしてみると、そこはご高名な丸戸史明氏のシナリオ、面白いです。
会話が軽妙な筆致でさくさく読めるのに(特に怒涛の名古屋と岐阜のご当地ネタ、掛け合いが好きでした)、

 

スクリーンショット (3337).pngスクリーンショット (3338).pngスクリーンショット (3360).png

 

 

締めるところは締めて、魅せるところは魅せる魅せる(画像を出したらネタバレになるので割愛します……)。

 

難しい話はどこにもないのに、深みはあるという。口あたりのいい日本酒のような味わい。
エンターテイナーってこういう人を指すんだろうな、と。

 

内容も内容なだけに、このままドラマになるんじゃないかってくらい。
作中で野島伸司の『高校教師』に触れていたのは印象深かったですね。

 

スクリーンショット (2867).png

スクリーンショット (2868).png


着地点やテイストは異なるものの、方向性だけ見れば似通っているのは確かでしょうから。

これと『未成年』は、やはり凄い作品だと個人的に認識していて、
よくお茶の間に流れていたものだなと感心します。大好きですけどね。

 

加えて申し上げるならば、WHITE ALBUM2の姿が不意にちらつくことでしょうか。
これはネタバレありのほうで言及したいと思います。

 

あとはー、音楽面がもっと充実していると更によかったですかね。
もう数曲BGMにレパートリーがあったらいいかな。
これ最高っていう曲もなかったのは残念。

ボイス面は文句なしに素晴らしかったんですけどねぇ。
脇役勢含め、掛け値なしによかったですよ。

 

 


総括。

噂に違わずやって損なし。
WHITE ALBUM2よりはずっとコミカルで明るい雰囲気なのでオススメしやすいですね。


ネタバレあり感想では、各√毎に感想をまとめ、
総評としたいと思います。今暫くお時間をください。

 

それでは、また。

| soemon | 18:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
小林有吾先生のサイン会に参加してきました!

 

ご無沙汰しております。

 

今回は去る5/13に小林有吾先生のサイン会のため、

横浜にある書店の有隣堂様まで行ってきましたので、その記念的な意味を込めまして、

久方振りに更新することとしました。

 

最終更新日が259日前だそうです。

本当にお恥ずかしい。

 

それはさておき、まずサインをどーん。

 

 

 

 

アオアシのサイン会なのに水の森のジャンヌと、鳥さんと、てんまを描いてもらえました。

 

ご尊顔を拝して、サインさえもらえればそれでいいと思っていたのに……。

ありがたや、ありがたや。

 

ジャンヌ大好きなので、心底嬉しかったです。

食べたいものを訊かれて、みそラーメンと答えるところとか、最高じゃないかと。

 

かくいう小林先生は、なんというか、格好良くて爽やかで、好青年って感じの御仁でした。

アオアシなら栗林に似ていたような……(あくまで個人の感想ですが)。

 

 

そして何より驚いたのは、仙台から来たと私が申し上げたら、

「仲江さんですか」と仰ってくださったこと。

 

どうやらツイッターなりで応援コメントを残していたのを見知っていたらしく、

「お会いできるとは思っていませんでした。嬉しいです」と握手して頂きまして。

 

まさかこんなところでちまちまやっている私なんかをご存知だとは露程も思っていなかったため、

感極まってしまって、それはもうしどろもどろ。

「……光栄です(ボソッ)」みたいな。

いい年した大人がみっともなく、いやはやお恥ずかしい。

 

しかもショート・ピースを単行本化して欲しい的なことを言ったら、

これこれこうして単行本になりますよ、といったことを編集者らしき方からご丁寧にご説明を受けたのですが、

家に帰って調べたらもう既に小林先生のブログで公表されている……。

 

穴があったら入って、もう二度と出てきたくないんですけど……。

 

 

ともかく、私は小林有吾先生の作品が大好きで、

そんな作品を作られた作者の方とこうしてお会いでき、

お話ができて、しかもサインと握手まで。

決して大袈裟な表現ではなく、ただ純粋に、

夢のようなひとときでした。

 

このような特別な機会を設けてくださった、

小林先生、小学館様、有隣堂様、その他関係者の方々には深く感謝申し上げます。

ありがとうございました!

| soemon | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
君の名は。 感想(ネタバレ有り)

 

ネタバレ前提で感想を書き込みます!!


まだ未視聴の方は、

 

直ちにブラウザバックをお願い申し上げます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、率直な感想。


結論から申し上げまして、大変面白かったです。

 

「転校生」等のお約束である、「思春期男女の入れ替わりもの」という鉄板のギミックを使っている以上、
調理を誤らなければ、まず不味いものは出来上がらないだろうくらいの気持ちで臨んだのですが、
その部分をしっかり満たした上で、更に上質なものに仕上がっており、私は大変満足しました。

もう1回くらい観に行きたいですし、BD出たらたぶんお買い上げしてしまうことでしょう。


ストーリーに関しては公式ページのSTORYの項目をご参照くだされば、

それで十分だと思いますので割愛します。
ちなみに私はこの部分すら前知識として仕入れておりませんで、
「シン・ゴジラ」を観に行った際の予告ムービーに目を通していた程度です。

 


さて、本題。


この作品の根幹を成す、「思春期男女の入れ替わりもの」として、ちゃんと楽しくてよかったなぁ、と。
瀧が三葉の体に入る際、毎回胸を揉んでしまう辺りは、男たるもの分かってしまいますね。

思春期であり、異性であるからこその身体のギャップ、そこから生じるすれ違い、いいじゃないですか。
そうだよこれだよ、このお約束、大好きさ。

その上で、この作品は、入れ替わったままでの接触がない、というのがミソな訳です。

 

なので、二人を繋ぐものは、周囲の反応と、スマホに残された手記等になります。

その関係性が自ずと見えてきた二人は、スマホを媒介にして禁止事項を制定し、
お互いの安息のため、そのルールを守って生活しようとするのですが、
目が届かない故に、お互いがお互い好き勝手な行動をしてしまい、
いつもの日常に変化が立ち表れていって……。

 

と思った矢先に、入れ替わりが起きなくなってしまう。

 

不思議に思った瀧は、薄れていく朧げな記憶に縋りつくようにして風景のスケッチを描き起こし、
写真展で偶然見た景色も合わせて、それらを頼りにしながら三葉へ会いに飛騨へ向かいます。

 

そこに付いてきたのが奥寺先輩と司で、瀧が必死に手がかりを得ようとしている最中、
後ろで観光したり遊んだりしている画の二人は微笑ましく、いいシーンだなと思いました。
その二人だって、様子のおかしい瀧を心配して来てくれているのですしね。
いい人間関係だなと素直にそう思えました。

 

その旅先で、探していた町は糸守町であることを思い出すのですが、
ここで、実は三年前に彗星が落下し、壊滅した町であったことが判明します。
その被害の凄まじさは、3.11を彷彿させるものだったと言ってよいのではないかと思います。

 

三年前の事件のため三葉が亡くなっていることも分かり、瀧は必死に情報を漁ります。
瀧が手首に巻いていた「組紐」に奥寺先輩が気付き、それが呼び水となって、
一葉の言っていた「ムスビ」と「宮水神社のご神体」、「口噛み酒」といったピースが結びつき、
瀧は独り、「ご神体」を目指しました。

 

ようやく辿り着いた「ご神体」を目にして、ただの夢ではなかったことを確信する、瀧。
三葉の「口噛み酒」を一口含むことで、今一度、二人を引き合わせることに。

 

ここの映像がそれはそれは美しくて、魅入ってしまいました。
色彩が豊かで、なんでしょう、貝殻の裏側の真珠層のような鮮やかさで、とても綺麗でした。

 

そして、隕石が落ちる三年前のあの日に入れ替わった瀧は、
町民を避難させるべく、行動を起こします。

 

このあたり勅使河原克彦ことてっしーが有能過ぎて、出来過ぎ、ご都合主義かな感は否めないのですが、
それがどうした面白けりゃいいんだって感じでやり通したのは、個人的には悪くなかったかと思います。
入れ替わりに、時間超越に、ループまでしているのだから、今更何を言っているのとすら我ながら思いますし。

 

町長である三葉父に、隕石落下を訴えるも相手にされない中、
三葉がそこにいることを感じ取り(思い出し? 気付き?)瀧は改めてご神体へ。
辿り着き、声は聞こえるものの、見えない。

だけれども、「カタワレ時」に、入れ替わらない姿のままで、瀧と三葉は初めて出会います。

 

ここの場面は、今までの積み重ねが報われる、素敵な時間でしたね。
あのくだらないやりとりも、最後に名前を忘れないようにと手に書き残した言葉も、
お約束ではあるけれど、それでもやっぱりいいものはいいんだよなーと極まりました。

 

三葉は、取り戻した体で、あの日に戻り、隕石に抗います。
しかしながら物事は上手くいかず、躓いて、転んでしまう。
そのとき、踏み出す力をくれたのは、手のひらに残された「すきだ(好きだでしたっけ?)」の文字。
これじゃあ名前分からないじゃんと洩らしながらも、三葉は再び走り出し、父と向き合う。

 

そして八年後。

 

瀧は就活の真っ最中で、日々の喧騒に埋もれながら、何かを探し求めている。
でも、それが何なのか、分からない。
けれども、間違いなく、衝動としてそれがあることだけは分かる。

 

そんな最中、成長した三葉と再会し、物語の幕が下りる。

 

 

過去の新海誠作品はビターエンドとでも評すべき終わり方が多かったものの、

今回、私は、絶対ハッピーエンドになるだろうと物語が進むにつれ確信していましたし、

ならなかったらネットで呪詛を並べまくる! と心の内で息巻いていました。

 

何故なら、この二人が結ばれないと、誰も納得できないだろうと思ったからです。

何それ、と思われるかもしれませんが、これだけ綺麗に積み木を組み立てていって、

最後に跡形もなく壊してしまうなんて、そんなの絶対勿体ないし、誰も望んでいないことでしょう。

 

これだけ丁寧にいい仕事をしているのだから、その職人の仕上げを信頼しないわけにはいかない。

最後は綺麗に終わると信じて疑いませんでしたよ、私は。

 

新宿での歩道橋ですれ違うシーン、

やきもきしながらも、ここはフェイクだろと見抜いていました。

(脱線しますが、受験生だった時分、予備校に通うためあの歩道橋めっちゃ使っててすげぇ思い入れがあり、

 映ってくれて滅茶苦茶嬉しかったです)

 

ラストの階段で、すれ違うシーンも、絶対振り返ると信じていたし、

実際、そのとおりに振り向いて、瀧は叫んでくれました。

 

もう、なんもいえねぇ。

超気持ちいい。

 

 

 

 

とまあ、ちょいちょい感想挟みながら纏めてみましたが、ざっとこんなもんではないですかね。

 

的外れだったらごめんなさいと先んじて謝っておきますが、
個人的には時と場所を隔てた繋がりのある男女の出会いとなると、
乙一さんの短篇小説、「Calling You」を思い出しました。

 

そして「ご神体」がセーブポイントのような役割を果たす部分では、「CROSS†CHANNLE」、
村(町)全体を救うために時を戻すというのは「ひぐらしのなく頃に」辺りが似ているなと感じました。

 

勿論、更に「入れ替わり」や「彗星」「伝奇」等の要素を多分に盛り込んで、
それでいてコミカルに描きつつ、最後はしっかりハッピーエンドで締めて、それを約100分に凝縮している。

 

何それ、そんなの面白いに決まってんじゃん!
それに新海誠作品の真骨頂の映像美もキレッキレで言うことないじゃん!

 

とは思うのですが、ところどころ他にも思いついたことを挙げていきます。

(私がちゃんと作品を理解していないだけの可能性も多分にあるので、
その場合はご指摘願います)

 


・何故、三年前ないし、三年後だと気付かないのか。

 

スマホの画面にあまり注目していなかったのですが、年月はどうだったのでしょう。
そうでなくとも学校生活を送っているなら、ニュースなり黒板の日付なりで気付きそうなものですが。
お互い心の底ではリアリティのある夢だと高を括っていたのかもしれませんが、それにしても、とは思います。

 

それは元より、三年前のあの日の前日、三葉が会いに来ていて、けれども瀧は三葉が分からなくてすれ違って、
三葉は髪を切るというのはどうにも心が痛かったですね。
組紐を瀧に手渡してしまったからというだけではなく、

てっしーの言うとおり失恋という意味合いもあったのだろうと思われます。
ショートカットも悪くないですが、やはり前のほうがよかったですもんね、あれ。

 

あと、14才の瀧に会ったら幼いんだから流石に気付くっしょ、というネット意見には強く出れませんね……。

確かになぁ。

男子三日会わざれば括目して見よと言いますしね、思春期なら尚更と言えそう。

 

まあ、慌てていたこと、気が動転していたこと、

満員電車内という狭く窮屈であり、また気恥ずかしさから直視できていなかったこと等で、

気付かなかったとしてもギリいけるかなと。

 

時間に余裕があって、落ち着いて考えれば、幾つかの矛盾点に気が付き、

解に辿り着くことも恐らくできた思われるのですが、

瀧に気付いてもらえない傷心の状態で、そこから隕石落下まで一日だけですからね。

そう考えれば、まあ分からんでもないかも? です。

 

 

・何故、瀧だったのか。

 

これって、ちゃんと伏線とか理由があったのに、私が見落としていただけ?
三葉は神社の娘で、口噛み酒の習わし等を行う人物であるため相応しい立ち位置なのですが、
相手が瀧であったことに必然性は存在したのでしょうか。

 

過去に糸守町と何らかの接点を抱えたりしてたのかなと思いつつ、

それらしい描写はなかったよなぁとか。

 

口噛み酒を含んだ、あのタイムスリップするシーンで三葉の組紐があたかも運命の赤い糸のように描かれているので、
絶対的であり、運命的であり、宿命的な相手として、瀧が存在したのだろうとは思われるのですが、
ここまできたら、それが瀧であったことに意味付けをしておいて欲しかったと思います。
(屹然と明確に示されているのに私が気付いていないだけでしたら本当にごめんなさい)

 

 

・父(宮水トシキ)の存在

 

他の方の考察を読んで確かになぁと思いつつ、思い浮かんでいたことを絡めて書きます。

町長である三葉の父に、入れ替わっている瀧が隕石が落下する未来を告げ、取り合ってもらえないシーン。

馬鹿にしやがってだかなんだか瀧が言って、父の胸ぐらを掴み上げる。

その際、父が、「お前は誰だ」と問う。

 

確かに引っかかっていたのですが、いまいちすっきりしないもやもやのままで観終えてしまいました。

けれど、父のこの反応は、過去に中身が入れ替わったことがあり、

だから、すぐさま三葉の入れ替わりに気付いたのではないか、という説を目にして腑に落ちました。

ああ、そうね、その通りですわ。と。

そして自身の読みの浅さに恥ずかしさを覚えました。

 

祖母である一葉も、そしてその娘(三葉の母)も、そういった経験があると洩らしていたことから、

その説は補強されます。

 

断定こそできないものの、過去に父と母が入れ替わり、瀧と三葉のようなことがあって、結ばれた。

それ故、三葉の入れ替わりにすぐさま気付けた。

父と母が入れ替わった当時も時制が食い違ったのであれば、未来を見たという三葉の言葉に説得力が増します。

だから父は元に戻った三葉の言葉を信じ、町民避難に協力した、とすると筋が一本通りますね。

なるほどなるほど。

 

 

・最後の入れ替わりは隕石落下前(未体験)の三葉でないとおかしい?

 

隕石が落下する前の三葉と入れ替わるのであれば、瀧の中に入った三葉は、

当然、隕石が落下する前の三葉なのではないか、という意見を拾いました。

 

それは一つの道理のような気もしますが、

この場合に限って言えば、単なる入れ替わりではなく、

ループまでしていることで、今までとは大きく状況が異なります。

 

宮水神社の「ご神体」の超常的力が奇跡を起こしたとか、

そんな感じじゃないですかね、たぶん。

 

単なるループであっても記憶を保有しているのなら、

三葉は入れ替わっていなくても町民を守るために動くのでしょう。

 

しかしながらループは入れ替わりと同時にしか起こせなかった、

いや、既に死んでいるのだから、外界の瀧側からしか起こせなかったとするのが妥当なのかな。

なんで、整合性はどうだかよく分かんないですけど、

この点に限って言えば、そんなに気にならないなと私は思います。

 

 

・ユキちゃん先生の存在

 

この人、「言の葉の庭」の雪野先生じゃない? 声も花澤さんっぽいし。
と思って観ていたのですが、やはり花澤香菜さんでしたし、
家に帰って読んだパンフレットにも言及があり、雪野先生で確定しました。
好みはあるのでしょうが私はこういうクロスオーバー好きな人なので、ちょっと嬉しかったです。

 

 

てな感じで簡単に思ったことをまとめてみました。
ちょっと書き疲れたのでこの辺で。
改めて新しいことが思い浮かんだら更新するかもです。

 

とにもかくにもとてもよかったので、
皆さんもう一度観に行きましょうね。


ではでは。

 


あ、あと、言の葉の庭の感想はコチラです
同じくネタバレ前提ではございますが、興味がある方は是非合わせてお読みください。

| soemon | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
素敵な彼氏 1巻の感想



『青空エール』が完結したと思ったらすぐさまの新連載、流石です。







この作品は、カレシが欲しいのに、これまで出来たことのなかった女の子が、
とある男の子に惹かれ始めていく、といったガールミーツボーイです。

なんというか、少女マンガのラブコメの王道を、今風にしただけの作品といった印象です。
その上、別にファンタジー要素も、転校生も、入れ替わりや生き別れたなんちゃらといった特別設定もない。
はっきり言って普通なんです。どこにも転がっている日常とさえ、思える。
なのに、面白い。読ませる、読まさせられる。

これは尋常じゃなくすごいことだと思うんですよ。
最初の導入部で即カレシが欲しいという目的を明確にして、惹きつけて、
そこからあっという間に、現在の状況や主人公の性格、友人をさらさらっと紹介。
で、インパクトのある男の子登場。更に畳みかけて物語は先へ先へと走り出す。

何この巧みさ?
立て板に水といった淀みのなさ。

作者の河原和音先生の短編集なんかを読んでても感じるのですが、
この方の少女マンガ力には脱帽しかないんですよね。
だって、どれ読んでも面白いんですもん。

キャラの引き立て方や話の構成力もさることながら、
ここぞというときの台詞・モノローグの切れ味、これでしょう。

『素敵な彼氏』だったら、
彼がケーキの上に乗ってるチョコを食べてるときの、



「くち 大きいな」といった、ほんのちょっとした主人公の吐露に、
キャラクターの個性というか、視点がちゃんとあって、
活き活きと感じられるというか、息遣いが聞こえてくるというか。
(バイト時のあかぎれに気付いてフォローしてくれる辺りなんかも素晴らしい)

まあ『友だちの話』に収録されていた『その彼、調べます』の「歯ならびいいなー」を思い出したからなんですけどね。
あれ、すごいよかった……。





ちと脱線してしまいましたが、とにかく巧いとしか言えないんですよ。
応援したくなる女の子や魅力的な男の子の描き方なんかは特に。

ただ、よすぎるが故に、疑念も発生してしまう。
こんなに素敵な女の子ならば、中高の男子はほっとかねーべ、と。

これはもう少女マンガの宿命的なところなんで、
最早突っ込むのは野暮なんでしょうがね。

変身シーンになぜ攻撃しないで待ってるの? みたいなレベルなのかも。
結局今は素敵な彼と出会って、なんかいい感じっぽくなってますしね。

ともあれ、まだ1巻、まだ4話。
この作者の力量ならまだまだ話は続いていって、
素敵な物語を紡いでくれることでしょう。

続きが楽しみでなりません。
| soemon | 01:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
山内マリコ節に酔う
『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』

一回一回がほどよい文章量で、ページを捲る手を止める瞬間が掴めない珠玉のエッセイ集です。
山内マリコ先生の文章は笑っちゃうくらい読みやすくて、暑い日の素麺みたいにするするいけてしまう。
けれどもそれは決して、底が浅いからとか、そんな理由ではなくて、無駄な描写がなく洗練されているから。
くどさのくの字も見当たらない。

また、共感能力がとても高い御方だとお見受けします。
例えば無印良品。無印良品に対して一般人が持つブランドイメージ、
シンプルで使い勝手がいい、無個性であることが個性、けれどどこか物足りなさもある、
そんな印象をそのまま、文章に落とし込めている。
固有名詞のイメージを純度百パーセントで還元しながら文章を盛り立てて行ける。
その語感センスに私はすわ恐ろしさすら抱きます。

読んでいて、とにかく楽しいんですよね。
気取ったところがなく軽妙な筆致なのだけれども、
つるつる上滑りするのではなく、ちゃんとした深みと重みはきっちり存在していて。

だから今作の主軸であるお買い物、そしてそれを通しての生き方が活き活きと伝わってくる。
自分もそれ気になる、欲しい!と思わせてしまう。

ただライフスタイルダダ漏れで明け透けなだけの文章ではこうはならないと思います。
しっかりと地に足が着いた御方が、変に背伸びもせず肩肘張らずに、
ほどよい目線で、日々の暮らしを丁寧に紡がれているからこそ、
共感がそこかしこから湧いてくるのではないでしょうか。

特に20代・30代の女性には、より強い共感・シンパシーが得られるかと思いますので、
その年代の女性陣には是非お手に取って頂きたく存じます。


と、昨日深夜2:30に読み終えたエッセイ集の感想を簡単に書きました。
こういうのは直ぐに書いておかないと熱量を失ってしまうものですからね。


とはいえ、このエッセイ集に限らず、私は今、山内マリコ先生の文章にめっさハマっています。
駅前の書店で気紛れに小説すばるを立ち読み(そして流し読み)していたら、目に留まった文章が。
それが『あのこは貴族』という連載もの。

地元へ帰省した女性の心情の描写や、変わっていく地方への憐憫といったものが、
それはもうお上手で、こんな文章を書ける人がいるのか!と感心してすぐさま脳内にメモりました。
(買えよ)

家に帰って、R-18文学賞を受賞されていること、
大阪の芸大(映像学科)を出ていることなどの情報を抑えつつ、
デビュー作『ここは退屈迎えに来て』をAmazonでポチりました。





これがまた、すごく面白い。
ロードサイド文学などと呼ばれているらしいのですが、まあ私がここであれこれ並べ立てるよりも、
本を直に読んで生で摂取して欲しいなぁと思ってしまいます。

今でこそ仙台市におりますが、私は生まれも育ちも東京です(23区ではない)。
そんな私が何故、この地方に不満を抱き、けれどもそこから抜け出せない女性の小説を味わえるのかと言えば、
それは両親の実家が宮城県で、幼少期から夏休みや冬休みの殆どを宮城県で過ごしていたからでしょう。
それも仙台のような都会ではなく、旧田尻町だったり、石巻の外れだったりと辺鄙な田舎でしたから。

作者は富山県の出身だそうですから、
私の抱くそれと寸分狂いがないなんてことはありえないのでしょうけど、
どの地方にも共通項としてあがる原風景や問題が、
女性らしい感性と眼差しの文章から具に立ち表れてくるため、深く感じ入ることができるのだと思います。

これはね、読んでおいて間違いはないと推せますよ。
実際、最近は読書の話題になったとき、山内マリコ先生の名ばかり出してますもの。

でも残念ながら殆どの方がご存知でない。
惜しい。惜し過ぎる。
勿体ない!


この前、4月頭に所用で上京した際、大学の同期とご飯をご一緒しました。
彼は私なんかより遥かに読書家で、いつも己の浅学菲才さを思い知らされるのですが、
そんな彼に山内マリコ先生の話題を振ったら、案の定、読み込んでいて、
お互いの思うところをそれぞれ語ることが出来、それはもう有意義な時間でした(少なくとも私的には)。

彼は『パリ行ったことないの』のタイトルを褒めていたと記憶しています。
確かに胸に刺さる、ストレートさがありますよね。



ただ、そのとき私はまだ、
『ここは退屈迎えに来て』を新幹線で読みかけていたんだか読み終えたばかりだったかの辺りで、
他の作品は読み込めていなかったので、彼には申し訳ないことをしてしまったなと思っています。
次会うときまではもう少し読み込んでいたいですね。

文庫本になっていた『アズミ・ハルコは行方不明』は読了。
単行本の『かわいい結婚』『パリ行ったことないの』『さみしくなったら名前を呼んで』は、
先週近くの本屋でそれぞれ初版で置いてあり、高いなと躊躇いつつ、
結局一気買いしました(3冊で5,000円近かった……)。



読み終わったら、また感想書けたらいいなと思います。
もう日付が変わってしまいましたね。
明日はお仕事、うぅ。

ゴールデンウィークも終わり、祝日は海の日までお預けですか。
5月病を治す特効薬、誰か作ってくれませんかね?
たぶんノーベル賞もらえるよ。

 
| soemon | 00:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
サッカー自体はそこまで大切じゃない
更新頻度を上げると嘯いておきながら、
前回の更新から2週間くらい経ってる!?

GWもゴロゴロしてるだけのダメ人間でしたしね。
はぁ。





そんなことはさておいて、私の愛読雑誌のひとつである、月刊少年マガジンにて、
『四月は君の嘘』で御馴染みの新川直司先生の新連載『さよなら私のクラマー』が始まりました。


 
ご存知の方もいらっしゃるかとは思うのですが、
新川先生は『さよならフットボール』というサッカーマンガを以前描かれており、
その際の主人公である女子中学生、恩田希が高校生となって、『さよなら私のクラマー』にも出演しております。

『さよなら私のクラマー』に関しましては、まだ一話ということもあり、
今後に期待としか言いようがなく、評価なんて出来やしませんので、
過去作について少し触れておこうかと思います。

『さよならフットボール』は、新装版で2巻完結という大変読みやすいものですが、
男性と女性の悲しいまでのフィジカルの差を通して、
サッカーと青春の案配が適度に描かれている印象の作品です。



あらすじをだらだら書くのは苦手なので、興味を持った方はググってみてください。
勝手にほどよい文章を転載したら怒られそうなのでね、ご了承ください。

作品を読んでみて、この作品が伝えたかったことは、「積み重ねた時間の尊さ」ではないかと思いました。
努力は裏切らないとまでは言いませんが、「費やした時間は決して無駄なんかじゃない」と、
作品全体で訴えてくるような造りになっています。

これは『四月は君の嘘』の根底にも流れており、
「積み重ねた意義」というものが、そこかしこに溢れていると感じます。
例えば、有馬公正のこれまでの生涯。
母のために弾き続けたピアノ、とあるきっかけで弾けなくなり遠回りした時間、
幼少時からの幼馴染たちとの繋がり、四月のある日、変なヴァイオリニストに出会ったこと。

どれもこれもが彼にとって恐らく意味のあった時間で、それらが存在したからこそ、
あのラストに集約されたのだと信じます。

他にも、個人的に印象的なのは9巻における、胡桃ヶ丘中学校の学祭もとい、
くる学祭の公正と相座凪の連弾「眠りの森の美女 薔薇のアダージョ/ワルツ」(チャイコフスキー)です。



決定的なのは、この演目の演奏中、凪のモノローグがこのようにあるからです。


2か月前なら
置いてけぼり だった

あの時間は 無駄じゃなかった

ピアノに 傾けた 時間が――
生きている



悩んで
わめいて
苦しんで
もがき続けた 数か月

何もかも報われる瞬間があるの




2か月でそうも大きく変わるものかと思いつつも、
中学生の2か月って大きいよなと思い直したり。

またこの部分はアニメで言うと第18話「心重ねる」にあたるのですが、
私的に一番魅力的な回で、ことここに至っては原作超えしてる気さえします。


で、『さよならフットボール』にも、こんなモノローグがございます。


私の意地は――
ムダじゃなかった

今――
生きている


どういった場面でどう使われているかは作品を読んでのお楽しみ。
(としておくと自分がすげー楽ちんです)

とまあ、同じ作者だなぁと感じさせる構造なんですよね。
人によってはその詩情をポエム(笑)とか貶めたりもするみたいですが、
(アニメの感想を覗いているとかなり散見された)
自分は全然いける、というか好きです。
ちゃんと言葉も吟味されてると思いますしね。


導入にしては長過ぎたと反省しつつ、ここでサッカーマンガの話に戻ります。


自分は子供の頃、少年野球をやっていたこともあり、
サッカーより野球のほうが断然詳しいし、プレーするのも好きなのですが、
あんまり野球マンガは読み込んでいません。

小学生のとき、地元の児童館に所蔵されていた『名門!第三野球部』を全巻楽しんで読んだ記憶がありますけど、
あれ異次元野球感ありますしね。天秤打法懐かしい。

『メジャー』は嫌いじゃないけど好きでもない
『ドカベン』ごめんなさい読んでません
『新約「巨人の星」花形』も異次元
『最強!都立あおい坂高校野球部』『 Be Blues!』のほうが好き
『ドラベース』はい異次元
『ダイヤのA』丁寧な感じするけど煮え切らない
『おおきく振りかぶって』甲子園いけなそう
『グラゼニ』俺が求める野球マンガじゃない

ぱっと思いつくのを並べたところ、完全に馬が合ってないというか、
これもう野球マンガより私に欠陥がある感じですね。

実際野球も見るよりもやってる方が遥かに好きですし、
無駄に思い入れがある分、客観的に読むことができないのかもしれません。


そこでサッカーマンガです。
ルールも分かるし、体育なんかでやってもそれなりに楽しかったし、無駄な思い入れもない。
気負わず読めるので野球よりサッカーのほうがマンガは好きな気がします。

特にオススメしたいのを2作挙げましょう。


まずこれ、
『1/11 じゅういちぶんのいち 』




この作品はサッカーを通して、安藤ソラと彼を取り巻く人々の生き様が描かれています。
正直に言ってしまえば、「サッカーを扱ったマンガであってサッカーマンガではない」。
あくまでも人間ドラマこそが、この作品の根幹であると感じます。

この作品に関しては以前とても簡単にではありますが、
感想を述べていたことがあるので、それに代えさせて頂きます。
完結した今でも、この感想に残した思いは変わっていないからです。


そしてもう一点ご紹介、
現在進行形で連載中である『アオアシ』です。



部活やプロリーグを扱ったサッカーマンガが溢れる中で、
今作はプロリーグの下部組織、Jユースに焦点を当てた作品です。

主人公や脇役のキャラ立ち、ヒロインの可愛らしさ、
Jユースという組織の存在意義、試合運びの巧みさ、
どこを切り取っても面白い。

上野直彦さんが取材と原案の協力をなさっているとのことですが、
どれだけ話作りに関われていらっしゃるのかいまいち掴めないのが気にかかる今日この頃。


そもそも作者の小林有吾先生の大ファンです私。
『てんまんアラカルト』から入って、こんな面白いグルメマンガ読んだことねぇと感心し、
デビュー作という『水の森』を涙ボロボロ流しながら読んで傑作判定を下し、
新作の『アオアシ』をコミックスで追っている今があります。

最近5巻が出たばかりですので是非読んで頂きたいですし、願わくば過去作も押さえて頂きたい。
4巻までに関しては短いながらも読書メーターに感想を寄せておりますので、
興味があったら覗いてやってください。


そんな感じで『さよなら私のクラマー』を読んで、書いておきたかったことを書き終えました。
満足満足。


あと、今日の内に山内マリコ先生について書いておきたいなぁと思っているので、
間に合えば載せます。無理だったらまた後日。


 
| soemon | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
こんな日も わるくないのかも。
昨日は新しく仙台に赴任された上司と新入社員お二人の歓迎会があり、
起きあけは、まあ気怠かったです。
ぬるま湯の中で体を動かしたときのような抵抗感が体全体に渡っていました。

とはいえ、ずっと布団で眠りこけていても、休日が台無しになるだけですので、
体に鞭打って、午前中はちょこまか片付け事をしました。

気付けば12時を回っており、慌てて家を飛び出ます。
ここで、盗んだバイクで走り出せればドラマのひとつも生まれたのかもしれませんが、
残念ながら通販で買ったママチャリです。

着いた先は近所のパン(洋菓子?)屋さん。
口コミサイトで調べるとなかなか評価が高い上に、
週に2日しか営業していないというので前々から気になっていたお店です。
12時開店とのことでその辺りを狙っていたのですが、実際着いたのは15分前後。

列ができており、前に6,7人程いらっしゃいます。
どうやらトレイとハングを持ってセルフというのではなく、
ケーキ屋さんみたいに、ショーケースの中から指定して包んでもらう形式のよう。

そしてこれが予想以上に長かった。
前に10人もいなかったのに結局買えたのは13時頃。
45分ぐらい並んでましたよ……まじで……。

充電のため家に置いてきたスマホに思いを馳せました。
文庫本一冊バッグに入れてて本当によかったです。ええ。

買ったのはチーズケーキとかスコーンとかカヌレとか。
家帰ってモシャモシャ食べました。
噂になるだけは、ありましたね。カヌレがすごく美味しかったです。


家で昼食を摂るやいなや、また自転車を漕いで、今度は仙台駅に向かいます。
着いた先はタワレコ仙台店(パルコ内)。

本日14時より、瀧川ありささんのリリイベ(インストアミニライブ・サイン会)が、
催されると最近知ったため、馳せ参じました。

また生で聴けるというので行って来ましたが、
やっぱり、いい。

どの人のどのライブに行っても思うことなんですが、
生で聴けるというのは幸せなことだなーって。

特にこういう距離が近いライブでは、映像越しではなく肉眼ではっきりと、
表情だとか仕草とかが見られることで、
より音に厚みが増すように感じられるから、好きです。

更に言えば、ペンライト振り回したり、モッシュがあったりするよりかは、
純粋に音が楽しめる、こういったイベントのほうが個人的には好みです。
コンサートみたいなイメージですかね、ゆったりと音に浸っていたい派です、私。

耳に心地よい4曲を拝聴したあと、サイン会でした。

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しっかし、あんないい曲作れて、歌も上手くって、器量もいいってズルいんじゃないですかね。
偏るのが人生って感じですかね。


普段の私ですとここらで満足して、書店回って早々に帰宅しそうなものですが、
今日はまだ、やっておきたい目的があるのでした。
というのも、以前、サクラノ詩の感想を載せた際にこんなことを残していました。



真琴がフェルナンド・ボテロの『猫』について触れていて、
そこの描写がすごくよかったなぁと。
(フェルディナンド・ボテロと作中では語られていましたが。「ディ」は誤りですかね?
美術関係には頗る疎いので判断がつかないのですが……)






なんというか、キャラクターが言わされているという感じがまるでなくて、
真琴自身の真摯な思いから出てきてる言葉のように感じられてすごくよかったです。

で、このアリスの庭と呼ばれる彫刻庭園がある美術館というのが、
調べたところ宮城県美術館のようなのです。

プライベートな話ですが、私、仕事の都合で仙台に来てもうそろそろ4年が経とうとしています。
これはもう行けってことじゃないかなと思うんですよね。

自転車で行けそうなくらいの距離なので、暇見て足を運んでこようかと思います。
幼少の真琴さんがぺちぺち触れたであろう猫を見るために。
(画像検索すると、本当に丸々としてて笑っちゃいます)




そう、覚えている方が一人でもいらっしゃったのか、甚だ疑問ではございましたが、
こう宣言してしまっていた以上、行かずに済ませる訳にもいきません。
何より、素直に、現物を見ておきたいという気持ちが強くございました。

昨年の終わり頃に開通したばかりの東西線を初めて利用し、行って来ました宮城県美術館。
レオナルド・ダ・ヴィンチの特別展がやっているらしく、本願の前に見学しました。

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軽い気持ちで窓口に向かったら綺麗なおねえさんに一般1,300円と告げられ内心怯んだのは秘密です。

けれども、金額以上の収穫だと感じられました。
普段あまりこういう場には行かないので、新鮮な気持ちで臨めたのが大きいのかもしれません。
昨今は入り口で音声ガイド用の機械が貸し出されてるんですね。
どっかの庭園の特集(テレビ)で同じようなのを見たことがありましたが、現物は初めて。

まあなくてもいいかと断って、手元のプログラムだけ持って見て回りました。
個人的には「レダと白鳥(レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく)」(ウフィツィ美術館)、
サルヴァトール・ローザの「戦闘」がよかったです。

前者は色彩が色鮮やかで素敵な印象があって惹かれたのと、
後者は戦闘を描いているのに、左端の樹々の緑がちょこんと、けれども活き活きと描かれているのが面白かったです。

絵にはとんと疎いので、勘弁してください。

で、粗方回った後、
外に出て、目的の、ボテロの猫に出会いました。

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ネットで見知っていたとはいえ、
いやぁ、想像以上にふてぶてしい 笑。
そして大きい。

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べたべた触ったり、調子こいてまたがったりしていたら、
通りかかったマダムにリアルに笑われました。
なんかいいもの見れましたわ、おほほほみたいな感じで。
もう笑うしかないですよねこっちも。
あははーって。

で、近くに座れそうな場所を探して、
来る前に買っていたカヌレを食べました。

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あぁ^〜心がぴょんぴょんするんじゃぁ^〜

カヌレ美味し。
念願も叶って、いい気分になっていました。

この気持ちは何だろう。
どんな言葉が当て嵌まるだろう。
考えて考えて、辿り着いた先にあったものは、
充足だな、という感慨でした。


てな感じで、常日頃インド(ア)人である私にしては珍しい日曜日でした。
さて、寝ますかねー。


サムネイル作成めんどかったんで画像どーんとそのまま載せました。
ご海容くださいますようお願い申し上げます。
 
| soemon | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
記憶は脆い
長々といいことっぽいこと書いたのに全部消えた。
IEはマジで駄目ですわ。

取り敢えず、今日から少しずつ書くようにしますみたいなことを、
頑張って書いてました。
消えたけど。


そんで今日は、本社の方からお電話があって、
泊りがけの出張で仙台来てるから夜一緒にどうよ、とのことだったので、
二つ返事で引き受けて、仕事をなるべく早めに片付けて駅前に向かいました。

そこには誘ってくれた方(弊社幹部ですが、分かりやすく先輩とします)と、
先輩の上司と取引先の方がいらっしゃって、
サシ飲みだと思っていただけにちょっくら面食らうも、すぐに思考を切り替えて臨みます。
念のためと思って内ポケットに忍ばせていた名刺入れが役に立ちました。
ここら辺、個人的に社会人的成長が垣間見えます。

この面子で一番下っ端で一番若いので、箸よりも口や手を動かす他なかったのですが、
終始あたたかい、快い雰囲気の、いい席でした。

その後、上司と取引先の方とは別れて、当初のとおり、別のお店で先輩とのサシ飲みと相成りました。

私は社会人5年目に入り、もう少ししたら仙台に来て丸4年が経ちます。
大学で過ごしたときよりも長い時間を、仙台で育んできているということになります。
先輩社員や同期、後輩らが皆一様に東京で勤務している最中、私一人が仙台への配属。

その4年間を、先輩は、よく評価してくれているふうでした。
リップサービスなのかもしれませんが、わざわざ自身の時間を割いて、面と向かって言ってくれただけでも、
報われたと思えます。

先輩は私とは全く違うセクションの方で、また管理部門の方でもないため、
言いたいことを言っても、それほど問題は起こらない(ご本人自らそう仰ってくれている)こともあって、
今後のこととかについて、色々と相談させてもらいました。

明日もあることから22時頃と少し早めの解散。
帰り道、気にかけてくれているありがたさから思わず涙腺が緩みました。
気を抜いたら泣いてしまいそうでしたが、なんとか堪えて速足で帰宅、といったところ。


かなり端折ってはいますが、何も残さないよりかは、
記憶の風化を遅らせられると思うので、よしとしましょう。

今日はもう寝て、明日もお仕事頑張ります。
それでは。
| soemon | 00:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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